ペットショップ行くと気になるのが、本当にアカハライモリの雄雌わかるのかな?
アカハライモリの雄だけ2匹と思ったらペアになっていて、繁殖して大変なことになったということもあるだろうし、
アカハライモリの雄雌でペアで飼ったと思ったら、両方ともオスだった。
なんてことも、実は結構ある事。
そこで、ペットショップや、たまたま譲られる時に自分でアカハライモリの雄雌を判断できるように、雄雌の特徴をご説明したいと思います。
アカハライモリの繁殖での注意事項は「アカハライモリの飼育方法から繁殖、用具までのまとめ」に書いてますので詳しくはそちらで。
この場合でも注意するべきは環境です。水質、上陸後の陸上の状態、温度。
成体以上に敏感ですので、気を付けながらかわいがってくださいね。
アカハライモリの雄雌を見分ける時に、こんな見分け方があるんだと知っていると結構楽しいです。
目次
アカハライモリの雄の特徴
大きさ
アカハライモリは大きさで言うと10cmほどが平均ですが、若干メスの方が大きいです。
とはいっても生体での大きさなので、正確とは言えません。
尻尾
これが正直言って、決定的だと思います。
オスは、太く刀のような形になっています。それに比べるとメスは細い。
頭の形
頭の形というよりは、あごの後ろの出っ張りなんですが、これは実は成熟度ででかいほうが大人です。
ただ雄の方が小さいという事は言えます。
尻尾の色
12月から7月までの繁殖期にオスはうっすらと青い色に変わります。
真っ青ではないのですが、ちょっと濃くなったかなーというくらい。
凄く綺麗になる時もあるので必見です。
アカハライモリの雌の特徴
大きさ
先ほども書きましたが、アカハライモリは大きさで言うと10cmほどが平均ですが、若干メスの方が大きいです。
どの位大きいかというと、一回り約2㎝~4㎝程大きいです。とはいっても生体での大きさなので、正確とは言えません。
尻尾
雄ほど膨らんでいなくて細くてシュッとしているのが特徴。
ただ、年齢がまだ若いとオスでもしっぽがシュッとしているので・・・間違えることもあり。
頭の形
これも先ほど書きましたが、年齢なので、成熟しているほど、あごの上の片が出っ張ります。
オスの方が大きいのが特徴。
尻尾の色
メスの尻尾の色は変わりません。最終的にはここまで見ると完全に判別できます。
アカハライモリの雄雌の見分け方のまとめ
動物の雄と雌を見分けるのは思っている以上に、見分けづらく。
我が家でも最初は、ペアが来た!と思ったのですが、しばらくしたら「あれ?」これ2匹ともオスじゃん!
という事も。
それはそれで、縁ですからしっかり飼育をしてほしいなって思います。
繁殖をしてもいいのですが、その地域にいなかったアカハライモリを放流すると、そこにいたアカハライモリを絶滅させる可能性があるという事も知ってほしい。
アカハライモリは代謝が悪く、移動もしないのですが、その分、地域で進化してきたのでDNAが地域によって違います。
ですから、ペットショップで買ったやつを飽きて放流するとどうなるか?
違う民族を放流するということになります。人間でいうと人種の違うやつをいきなり入れちゃうくらいの乱暴な行為だという事。
なので、飼育目的で飼っているアカハライモリは星になるまでしっかり見てほしいなと思います。
アカハライモリの飼育の仕方については
をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。(≧▽≦)